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| 「江差の五月は江戸にもない」と、その繁栄をうたわれた江差町は、北海道の中でも早くから和人の往来があり、最も早く開港した港町の一つで、17世紀からの日本海航路北前船の活躍を基盤に檜材交易そしてニシン漁とニシン取り引きによる隆盛は明治初期まで続きました。 |
| この極めて古い歴史を持つ江差には、ニシンと檜材に関連した産業建築ともいえる問屋、蔵、商家、町屋、社寺などの歴史的建造物や史跡、旧跡が数多く残されています。 |
| 江差町では、以前からこれらの歴的資源を生かして活性化を図ろうという動きがあり、町では平成元年から、特に歴史的資源が、数多く集積している下町地区の「中歌町、姥神町一帯の旧国道沿い地区」(通称いにしえ街道)をモデル地区として、総合重点的整備を行なう歴史を生かすまちづくり事業を推進しています。 |
| 町では、平成8年度に、歴史を生かすまちづくり事業の根幹をなす、歴史的街並み景観の形成のために、必要な事項を定めた「ふるさと江差の街並み景観形成地区条例及び同施行規則」を全町を対象に制定しました。 |
| この条例の目的は、江差らしい歴史的、文化的遺産を生かした個性的な街並み景観を創ることにより、訪れる人にも町民一人ひとりにとっても魅力的なまちづくりを進め、町民生活環境の質的・精神的・経済的な向上を図ろうとするものです。 |
| 特に歴史的資源が集中して残っているこの地区を「歴史を生かす街並み景観形成地区」として指定を行いました。 |
| 更に、地区内の特に江差らしい外観を残す、土蔵や町家などを「歴史的景観形成建物」として指定し、その保全・整備を図っております。 |