まちのニュース

郷土芸能
江差にはさまざまな郷土芸能があります。
そのなかでも、北海道無形民俗文化財に指定されているのが江差追分、江差五勝手鹿子舞(ごかってししまい)、江差沖揚音頭(おきあげおんど)、江差餅つき囃子(ばやし)、江差三下り(さんさがり)です。
江差には指定文化財が有形、無形合わせて46あります。国指定(旧中村家住宅など)や北海道指定(旧檜山爾志郡役所など)、町指定(法華寺八方にらみの龍など)のものがあり、それぞれ保存・伝承されています。
今回ご紹介するのは北海道指定無形民俗文化財の郷土芸能のなかでも江差五勝手鹿子舞、江差沖揚音頭、江差餅つき囃子、江差三下りです。この4つの団体を保存・伝承するための事業として、映像記録や衣装の新調などが実施されました。その一部をご紹介します。
江差沖揚音頭
江差沖揚音頭
映像記録のため古櫃(ふるひつ)の浜(椴川町付近)での撮影。低気圧が過ぎたばかりで波が高く風も強いなか、保存会の皆さんが熱演。

江差に繁栄をもたらしたニシン漁。ニシン漁の行われていた北海道の春はまだ寒く、また郡来(くき)がわずか数日と限られたなかで漁を行うものでした。たとえ天気が悪く波があれていても命をはって漁にのぞんでいたとされています。
その重労働のなかで生まれたのが『江差沖揚音頭』です。ニシン網をおこし大きなタモ(魚をとる網)で舟にニシンをすくいあげ、網に産卵したかずのこを叩(たた)き落とし、舟で帰る・・・という一連の作業を沖揚音頭で表現しています。
保存会では、この沖揚音頭を南が丘小学校の児童へ伝承しており、学習発表会でその成果を披露しています。

沖揚音頭の衣装
今回新調された半纏(はんてん)や櫂(かい)など。大漁の文字と荒々しい波が描かれている。
沖揚音頭の一部
タモでニシンをすくいあげる沖揚音頭の一部。
沖揚音頭撮影のようす
記録撮影のようす。

江差五勝手鹿子舞
柏森神社での五勝手鹿子舞撮影
柏森神社(柏町)での記録撮影のようす。
五勝手鹿子舞は、ヒノキの伐採(ばっさい)にあたった当時の杣夫(そまふ、林業労働者)によって伝えられてきました。一頭の雌鹿子(めじし)をめぐって青鹿子(あおじし)、赤鹿子(あかじし)、黒鹿子(おじし)が争い、白鹿子(しらさぎ)が和解を促す姿を鹿子舞で演じているものです。
保存会では、後継者育成を行いながら、保存・伝承に努め、地元の行事や祝い事などで披露されています。

紺地に源氏車の衣装
新調された紺地に源氏車の衣装。
五勝手鹿子舞の鹿子頭
鹿子頭。銀の面に和紙の髪。

江差餅つき囃子
旧中村家住宅での餅つき囃子
旧中村家住宅での映像記録のようす。新しい半纏(はんてん)、水色のはちまきと色鮮やかな衣装。実際に餅をつきながら本番が行われました。
江差餅つき囃子は、ニシン漁が盛んなころ商家などで行われていた年末や祝い事での餅つきのようすを伝えているものです。
「今年しゃ豊年満作で〜山は豊作浜大漁〜この家じゃ黄金(こがね)の餅をつく〜」と始まる唄に合わせて、杵(きね)をもった踊り手が臼(うす)の餅をついていきます。最後にはついた餅が観客に振舞われ、華やかに幕を引きます。
餅つき囃子は、今でも町内外の祝い事などで多く披露されています。
餅つき囃子撮影のようす
撮影のようす。テンポのいい囃子と唄が中村家に響きました。
餅つき囃子の見せ場
三人で自在に杵を操りながらの見せ場。リズムに合わせてそれぞれが杵を回したり、体を回転させたりしながら踊ります。

江差三下り
江差追分の元唄として伝えられている江差三下り。浜小屋や茶屋で唄われ、艶がありながらも素朴な曲調で構成されています。優美な踊りとともに唄い継がれている三下りは、江差追分とともに江差を代表する民謡として伝承されています。
新しくなった着物をまとった踊り手が松月旅館で優雅な踊りを披露し、映像記録されました。

江差三下り流れるような三下りの唄と踊り
撮影のようす。流れるような唄と三味線の音が響きました。


江差には無形民俗文化財として保存されている郷土芸能はご紹介した以外にも多く存在します。江差追分、江差追分踊り、江差土場鹿子舞(どんばししまい)、江差田沢鹿子舞、江差鹿子舞そして江差鮫踊りがありますが、全部をご紹介できませんでした。
今回ご紹介した郷土芸能は平成17年度に衣装や道具を整備した団体です。古いものを大切にしながらも、郷土芸能を保存していくために最低限必要なものを揃え、後継者へ伝えていく。それらを目的として文化庁から補助されました。
江差の郷土芸能は、地域の小学校の学習発表会で毎年演じられるなど、それぞれが地域に根付いたものです。後継者育成など課題は多くありますが、地域のなかで大切に思う気持ちはどの郷土芸能も変わらないことでしょう。
これらの郷土芸能を後世に引き継ぐために、今年度以降も保存・伝承の事業が行われ、映像記録される予定です。
ネットワーク自治体関係市長・町長会議
ネットワーク自治体関係市長・町長会議
道議会への要請行動
道議会への要請行動
檜山支庁の存続に向けて
−ネットワーク自治体の動き−
道の進める支庁制度改革について撤回を要請
道議会与党も前向きな理解をしめす
ネットワーク自治体(4市3町)では、9月定例道議会が支庁制度改革のヤマ場とにらみ、道議会与党を中心に各会派の理解を得るため、道議会や各委員会の動きについてもこれまで以上に関係市町間で情報交換を行ってきました。
9月定例道議会における与党代表の支庁制度改革関連質問に対する知事答弁は、「道民や市町村の意見を聞きながら検討する」としながらも、「地域生活圏域(6圏域)を基本に支庁再編を行う」と、これまでと変わらない答弁でした。
これを受け、10月5日にネットワーク自治体の関係市長、町長が札幌に集合。道議会与党に対し、「支庁制度改革は、市町村合併、道州制の動きを見極め、状況がととのった段階で実施するべきで現状では拙速(せっそく)である。強引な再編は、都市への一極集中を生むだけで、合併や道州制を進めるうえでは、むしろ現在の支庁の役割は重要と考える」という内容で支庁制度改革の撤回を再要請しました。
出席した14人の道議会与党の代表などから「皆さんの意思にそえるような方向でがんばりたい」と、これまでにない力強い回答をいただきました。
平成19年度条例改正、20年度実施で進められている支庁制度改革。ネットワーク自治体では、「道議会を戦術の舞台」として、粘り強い要請活動を継続していきます。
交通指導員に北海道知事感謝状
交通指導員を10年務められた野崎妙子さん(南が丘)と高橋一男さん(伏木戸町)に北海道知事感謝状(交通安全功労)が濱谷町長から伝達されました。
お二人は交通指導員として地域に根ざした活動を続けてこられ、今後のますますの活躍が期待されます。

交通指導員の野崎妙子さん交通指導員の高橋一男さん



法テラス江差法律事務所
10月2日から業務開始
町内初の弁護士在住の法律事務所(中歌町199−5)が、10月2日から業務開始しました。
法テラス江差法律事務所は一般の法律事務所として、江差町や近隣住民の個別の法律相談にも応じることになります。
<弁護士を紹介します>
法テラス江差法律事務所
南部潤一郎弁護士
法テラス江差法律事務所テープカット
業務開始にともない事務所前でテープカット
■どこに相談すればよいのかわからない場合はまずはコールセンターへ電話を(電話0570−078374)
■法律相談に関するご相談は、法テラス江差法律事務所へ(電話050−3383−5563)
国道227号線新橋完成

国道227号線新橋完成

11月下旬から供用開始
一般国道227号江差田沢橋上部工事のため、仮橋通行となっていましたが、橋の完成にともない平成18年11月下旬から通行ができるようになります。現在も工事が継続中のため、通行可能日については表示看板などでお知らせします。
新しくできる橋は、日明地区を流れる田沢川に架かる橋として供用開始します。
問/函館開発建設部江差道路事務所(電話52−0107)
戻る