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平成26年12月1日「日記の第1回」

 第1回目の日記を、荒れる冬の日本海に沈む夕日を町役場庁舎2階の窓から眺めながら執筆しています。

 先月、檜山振興局主催の「ラウンドタウンミーティング」が江差町で開かれました。町内の若者6人、町役場職員、檜山振興局職員が集まり、江差町の現状や課題について意見を交わしました。
その中で、「江差出身ではない照井さんがなぜ町長になろうとしたのか、不思議」との発言を受けました。

 なぜか―。

 それは、この町が可能性に満ち溢れていると感じたからです。具体的には、若者が地元を愛する気持ち、これは全国どこの町にも負けていないということです。それは前職の新聞記者のころからずっと感じていました。毎年8月に行われる、370年の歴史を誇る姥神大神宮渡御祭には、江差を離れた若者を中心に多くの人たちが集まります。「本当は江差に住みたいんだけどなぁ」という声を何度も聞きました。これ以上の財産はないと思います。

 しかしながら、人口減少や少子高齢化は急速に進んでいます。民間シンクタンクによる調査では、江差町は「消滅自治体」として挙げられています。
日本全体が人口減少社会に突入したわけですから、ある程度の人口減少は受け入れなければないのかもしれません。その上で、地域社会として必要なことは、江差で生まれ育った若者や高齢者が、「この町で生涯を終えたい」と思う気持ちを叶えられる環境を少しでもつくっていくことなのだと感じています。

 限られた財源の中で、やれることは多くはありません。都市部のような快適さや便利さを追い求めるのではなく、江差町だからこそできる「オンリーワンのまちづくり」を目指していきたい。これが私の考えです。特に北海道内では珍しく歴史、文化、伝統を持ち、農漁業の基盤があります。「いにしえのまちえさし」をとことん追求していくつもりです。

 就任して4カ月。町職員とまちづくりについて議論し、町民の意見を聞きながら、知恵を絞る日々を送っています。

 

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