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旧関川家別荘 [町指定有形文化財]

旧関川家別荘 17世紀のおわりから明治30年代まで、松前藩きっての豪商として江差で回船問屋を営んでいた関川家の別荘には、江差最盛期のころの様子を伝える貴重な古文書や調度品が大量に保存されていました。建物は、昭和61年度で全て修復が完了し、保存されていた調度品も建物と同時に昭和62年度から公開しています。

 

江差の町づくりに貢献

江差の町づくりに貢献 関川家は江差随一と歌われた豪商でした。初代関川与左衛門が1600年代のおわりに越後(新潟県)から松前福山城下に移り、間もなく江差の姥神町に定住しました。二代目になって家業の酒屋から事業を拡張し、沖の口業務に加えて、回船業や米穀問屋、金融業、醸造業などを経営し繁栄の基礎を築きました。
関川家では最盛期3隻の北前船をもっており、その他にも10隻を買い入れて、本州各地との交易で事業を拡大してきました。在郷商人の第一人者として、また、松前藩の御用商人として代々名字帯刀を許され、松前藩第一の豪商の名をほしいままにしてきました。
明治30年代、関川家は9代目の代になって江差を離れるまでの200有余年、江差の町づくりに数々の貢献をしてきました。古くは安政5年(1858年)、弁天島(鴎島)の灯台設置。明治になると小学校や公立病院の建築などに私財を寄付。さらには道議会開設の提言者として、自治制度施行に大きな功績がありました。
現在、残されている建物は関川家の別荘で、庭は樹齢200年といわれる古い木がそびえる1万1千平メートルの広大な自然庭園となっています。「えぞだて公園」も元はこの別荘の庭園でした。母屋の縁側からこの庭園の池も見渡すことができ、関川家代々の主人たちが文化人たちと俳句などを楽しんだそうです。

 

アネロイド気圧計寄贈

アネロイド気圧計は、出漁前の天気予報に大活躍。
かもめ島入口付近の交差点近くに立っているのが、昭和3年に船具商の関川家が町に寄贈したアネロイド気圧計。直径30センチの盤面で、長針がしけ、雨、ぐずつく、晴れ、カラカラなどを表す英語を指針する仕組みになっています。当時、気圧計を持っていたのは浜の親方だけだったので、漁師たちが出漁前に針をのぞいて天気予報に役立てました。

 

【お問い合わせ先】

〒043-8560 北海道檜山郡江差町字中歌町193-1
江差町役場 追分観光課 観光係
TEL:0139-52-6716
FAX:0139-52-5666

社会教育課 地域文化係
TEL:0139-52-1047
FAX:0139-52-0234

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