中之直先生之墓碑


中之直先生之墓碑

明治7年、廃藩置県によって定職を失った旧館藩藩士が、江差の町人・知己を求めて居住し、多くの手習塾を開設している。明治17年に開校した柏樹学校(江差小学校の前身)の職員履歴の中の、尾山徹三・蛎崎敏・高橋治知・中 之直・村山彦次郎・石塚宇吉郎・熊谷多三郎・藤倉官吾・工藤頼三・福原道治・村松藤蔵・樫野真平・西川善三の13名はいずれも江差市中手習塾之塾頭で明治17年8月7日就任となっている。開校当初は旧塾頭を採用して、柏樹学校監督齋藤哲太郎より新教育の伝習を受け発足したものと思われる。
設置(管理)者 中直二郎、猪俣忠治・猪俣龍太郎・
猪俣龍作(墓碑裏面刻)
設置住所 本町
設置場所 松の岱神葬墓地内
設置年 大正16年

 
江さし草会