江差町道路元標


江差町道路元標

道路法は大正8年法律第58号で制定された。その後『一級国道の路線を指定する制令』(昭和27年政令477号)により、江差町を起終点とする国道の元標として国よって設置される。その後、此の政令が廃止され『一般国道の路線を指定する政令』(昭和40年3月29日政令第58号)に受け継がれた。その別表によると、江差を起点とする国道は276号(終点は苫小牧市:経由地は熊石、北檜山、寿都、岩内、共和、倶知安、喜茂別、大滝村、千歳)と国道277号(終点は八雲町:経由地は熊石)江差を終点とする国道227号(起点は函館市:経由地上磯、大野)国道228号(起点は函館市:経由地上磯、大野、木古内、福島)国道229(起点は小樽市:経由地余市、積丹、岩内、寿都、北檜山、熊石)となっている。江差が北海道の中でも往時経済産業の中心地であったことをうかがわせる。旧役場を歴史を生かすまちづくり事業で町会所として整備されたのを機会に、元標を中心にプレートをもって表現整備している。
設置(管理)者 江差町
設置住所 中歌町
設置場所 町会所前
設置年 昭和3年

 
江さし草会