故市来政胤之墓

故市来政胤之墓

市来政胤(1835〜1892)
檜山・爾志郡役所初代郡長兼江差戸長。
地域住民がニシンの大漁「一起千両」の景気に浮かれ農事を顧みる者のないのを憂い、豊不漁の不安定を懸念し、漁民の代用食自給を力説して、自身も鍬をふるい馬鈴薯栽培を勧めた。そうした中凶漁年が到来、大方の住民が馬鈴薯で飢えを凌ぐことができた。以来「芋郡長」と愛称される様になった。その他、郡長、戸長としての業績は枚挙にいとまがない。
昭和15年(1940)9月28日苔むした墓碑を自治協会檜山支部により再建された。
設置(管理)者北海道自治協会檜山支部
設置住所本町
設置場所松の岱神葬墓地
設置年昭和15年9月28日

 
江さし草会