ヤマト運輸株式会社と包括的連携協定を締結しました

地域福祉や災害対策など幅広い分野で連携・協力

江差町は、ヤマト運輸株式会社（東京都）と包括的連携協定を締結しました。

協定締結式は令和４年７月１２日、江差町役場で行い、照井町長と篠山函館主管支店長が協定書の調印を行いました。

署名した協定書を掲げる照井町長(左)と篠山函館主管支店長

締結式で照井町長は、「この協定が文字だけで終わることなく、住民の皆さんとヤマト運輸の皆さんにメリットのある取り組みを目指していきます」と述べ、篠山支店長は、「我々ヤマト運輸の経営資源を有効に活用した取り組みをさせていただきたい」とあいさつしました。

今後は、両者がそれぞれの資源を有効に活用し、安全・安心な地域づくりをはじめ、災害対策、環境維持・保全、地域福祉などにおいて協働事業に取組んでいきます。連携・協力事項については次のとおりです。

（１）地域福祉に関する事項

（２）安全・安心な地域づくりに関する事項

（３）災害対策に関する事項

（４）環境維持・保全に関する事項

（５）教育支援に関する事項

（６）物流の活性化に関する事項

（７）物産振興と地域産品の販路拡大に関する事項

（８）その他本協定の目的に沿う事項

江差町とヤマト運輸株式会社との包括的連携協定について

協定の目的

江差町とヤマト運輸株式会社が相互に連携することにより、双方の資源を有効に活用し、協働して、地域の活性化と住民サービスの向上に資することを目的とします。

連携事項と具体的な連携項目

（１）地域福祉に関する事項

ヤマト運輸株式会社が江差町内で業務を行う際に、住民の何らかの異変に気づいた場合は、情報提供を行うよう努める。

（２）安全・安心な地域づくりに関する事項

ヤマト運輸株式会社が江差町内で業務を行う際に、江差町内の道路の陥没や損傷、倒木等、江差町内の交通の安心・安全に影響を及ぼすと思われる箇所を発見した場合に、可能な範囲内で情報提供を行うよう努める。

（３）災害対策に関する事項

相互の防災計画の状況等について情報交換を行うとともに、安否情報等の連絡体制を整備するため、その方策についての協議を行い、連携の強化を図る。また、江差町内において、災害が発生した場合は、可能な範囲で相互に協力を要請することができる体制を構築する。

（４）環境維持・保全に関する事項

ヤマト運輸株式会社が江差町内で業務を行う際に、不法に投棄されたと思われる家電製品や動物の死骸等、江差町内における安心で快適な生活環境の保持に影響を及ぼすと思われる行為や廃棄物等を発見した場合は、情報提供を行うよう努める。また、「クロネコヤマト環境教室」の開催などによる環境教育の推進を図る。

（５）教育支援に関する事項

江差町内の各教育機関にて行う職場見学や職場体験等の学習機会に対し、ヤマト運輸株式会社が可能な範囲内で協力する。

（６）物流の活性化に関する事項

江差町内の交通事業者等との連携による「客貨混載」等の推進を図るとともに、可能な範囲で輸送の効率化を図る。

（７）物産振興と地域産品の販路拡大に関する事項

ヤマト運輸株式会社において、江差町内の事業者、生産者向けのセミナー等を実施し、江差町の地場産品の販路拡大の協力に努める。

（８）その他本協定の目的に沿う事項

上記のほか、ヤマト運輸株式会社が江差町内で業務を行う際に、本協定の目的に沿う事案が生じた場合は、可能な範囲内で情報提供を行うよう努める。