江差町総合計画は、当町が目指すまちの姿と、それを具現化するための基本方針等を定めるまちづくりの根幹となる計画であり、住民と行政が江差町の未来を共有するための指針となるものです。当町では、令和2年3月に「第6次江差町総合計画」を策定し、目指すべき将来像の実現に向け町政運営を進めてきました。

 現在江差町は、社会経済状況や人口構造の変化、デジタル化をはじめとする技術革新やアフターコロナにおける人々の意識と日常生活の回復等、様々な課題に直面しています。目まぐるしく変化する社会経済情勢の中でも、当町が今後も持続可能なまちとして発展を続けるためには、現在の前期基本計画を的確に評価分析するとともに、将来を見据えて、まちづくりの根幹となる総合計画を見直す必要があります。

令和6年度で前期基本計画の計画期間が終了することから、令和7年度を初年度とする後期基本計画の策定に向け取り組んでおりますが、この度、江差町総合計画策定審議会での審議等を踏まえ、計画の原案がまとまりましたので、町民の皆様から広くご意見をいただくため、パブリックコメント(意見公募手続き)を実施します。

 

1 募集期間

令和7年1月10日(金)~令和7年2月10日(月)※募集期間は終了いたしました

 

2 意見募集を実施する計画(原案)

第6次江差町総合計画後期基本計画・第3期江差町人口ビジョン・デジタル田園都市構想総合戦略(原案)

 

3 閲覧方法

上記からダウンロードいただくほか、上記募集期間中に、江差町役場2階まちづくり推進課カウンターにて資料を用意しております。

 

4 意見の提出ができる人

・町内に住所(または居住地)を有する方

・町内に事務所または事業所を有する個人または法人その他の団体

・町内に存する事務所または事業所に勤務する方

・町内に存する学校に在学する方

・江差町にふるさと納税をしたことのある個人または法人

・町外に住所を有する方で江差町条例又は規則、要綱等に基づく委員会等の委員となっている方

・町外に住所を有する方で江差町と密接な関わりを持つ団体等の会員(例:江差追分会、江差同郷会等)

 

5 意見提出方法

次の記載事項を明記のうえ、持参、郵送、FAX、電子メールのいずれかの方法でお願いします。

(1)住所または居住地

(2)氏名(法人その他の団体にあっては、名称及び代表者の氏名)

(3)町内に事務所または事業所を有するときはその所在地及び名称

(4)連絡先(電話番号またはメールアドレス)

(5)標題に「総合計画等パブリックコメント」

※書式は任意でけっこうです。よろしければこちらの参考様式ご活用ください。

※上記(1)~(5)の記載のないものは受付いたしませんので、ご了承ください。

※口頭または電話でのご意見も受付いたしませんので、ご了承ください。

 

持参の場合

江差町役場 まちづくり推進課へ令和7年2月10日(月)までに持参

午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日、日曜日、祝日を除く。)

 

郵送の場合

〒043-8560 江差町字中歌町193番地1 江差町役場 まちづくり推進課 宛

令和7年2月10日(月)消印有効

 

FAXの場合

FAX番号 0139-52-0234 江差町役場 まちづくり推進課 宛

令和7年2月10日(月)午後5時15分までに受信したもの

 

電子メールの場合

江差町ホームページ お問い合わせメールフォーム

令和7年2月10日(月)午後5時15分までに受信したもの

お問い合わせ内容の文頭に「総合計画パブリックコメント」と記載してください。

 

6 意見などの取り扱い

・提出いただいたご意見については、内容を検討のうえ、策定の参考とさせていただきます。

・提出いただいたご意見の概要及びご意見に対する町の考え方はホームページで公表する予定ですが、個々の回答は行わないものとします。

・提出いただいた書面等は返却いたしませんので、ご了承ください。

・計画(原案)に関係のない内容、個人や団体を誹謗中傷するような内容はご遠慮ください。

 

7 個人情報の取り扱い

提出いただいたご意見については、江差町個人情報保護条例に基づき適正に管理いたします。

 

8 結果について

「第6次江差町総合計画 後期基本計画 (第3期江差町人口ビジョン・デジタル田園都市構想総合戦略) 」に対するパブリックコメントを実施した結果、1件のご意見等が寄せられました。

 お寄せいただきましたご意見に対する回答及び対応については、下記をご確認ください。

         

第6次江差町総合計画後期基本計画等の原案に係る意見公募手続き(パブリックコメント) 意見一覧
No 区分 掲載ページ 意見概要 担当課 町の回答及び対応 修正の有無
1 (3)漁業 32  かつて、江差町は江戸時代から昭和初期までニシン漁によって栄えたが、産業は衰退傾向にあります。
漁業の衰退要因として、資源の枯渇や海水汚染による藻場の減少(海藻の立ち枯れ等)が挙げられますが、自然回復による環境の再生は難しいため、藻場の回復策として 鉄鋼スラグ(鉄鋼製品の製造過程で発生する副産物)の活用を提案します。
鉄鋼スラグを海岸に設置することで、鉄分の供給による藻場の再生が期待され、実際に 増毛町や瀬棚漁協 でも成果を出しており、また、鉄鋼スラグは製鉄の残渣であるため 低コストで入手可能です。
この取り組みを総合計画に組み込み、将来に向けた発展につなげることを期待します。
産業振興課   貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
漁業における資源の枯渇や藻場の減少については、江差町としても重要な課題であると認識しており、厳しい現状に対して同じ想いを抱いております。
本町の総合計画後期基本計画(32p「継続施策」)においては、漁業生産基盤の整備(漁場づくり)と題して、漁礁の設置やブルーカーボンの取り組みを記載しております。
これまで、北海道の水産基盤整備事業(漁場)として、江差沖合に継続的に漁礁の設置を進めてきているところでありますが、あわせて、ブルーカーボン生態系の保全・回復に向けた取組をどう進めていくことが効果的であるか、漁業関係者をはじめ、北海道や北海道大学水産学部、水産関係機関にも相談しながら検討しているところでございます。
具体的な事業の実施については、毎年度策定する実施計画の中で検討を進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 貴重なご意見等をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

【お問い合わせ先】

〒043-8560 北海道檜山郡江差町字中歌町193-1
江差町役場 まちづくり推進課まちづくり推進係
TEL:0139-52-6712
FAX:0139-52-0234