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「北の江の島拠点施設(仮称)」整備基本構想を策定しました

令和2年3月に策定した、第6次江差町総合計画・第2期江差町人口ビジョン・第2期江差町まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策の一つである、北の江の島構想事業(かもめ島周辺)の着実な実行に向けて、令和4年3月に「北の江の島拠点施設(仮称)」整備基本構想を策定しました。

江差町が目指す「北の江の島拠点施設(仮称)」

江差町は2018(平成30)年3月に「かもめ島」の景勝や史跡等の自然環境や歴史文化、隣接する海の駅「開陽丸」・江差港マリーナ等江差ならではの資源を活用し、町民や観光客が集う“拠点”の整備に関して「北の江の島構想(たたき台)」を策定しました。

今回策定した「基本構想」は、新たな「道の駅」の登録を目指し、その拠点となる施設に関する整備方針です。

【施設コンセプト】

拠点施設は、その自然環境に加え天候を気にすることなく「子育て世代が日常的に集い、交流し、憩う場」とするべく、子どもの遊び場を中心に据えつつ、大人のニーズも据えた施設とする。

~ 親子連れにとって、道南エリア満足度ナンバーワンの「道の駅」を目指します ~

ここに策定した「北の江の島拠点施設(仮称)整備基本構想」は、海の駅「開陽丸」に、新たに「道の駅」機能を付加しながら“観光拠点・住民が集う場所”としての機能とその規模や運営方針を示したものです。

 

  「北の江の島拠点施設(仮称)」整備基本構想【6.7MB】

 

~かもめ島を核とした地域振興に向けて~

「かもめ島」を中心とした区域の考え方

今回の“基本構想”において、かもめ島を中心とした周辺整備のあり方について、次のとおり整理しました。

(A)かもめ島エリア

・開発や景観の改変は最小限に留めていきます

(B)開陽丸エリア

・町民が憩い、町外からの来訪者は「江差に来たらまずここへ」となるような魅力化を図ります

(C)港湾エリア

・駐車場の整備等を行いながら来訪者の利便性向上を図ります

(D)いにしえ街道エリア

・歴史あふれる「いにしえ街道」と調和した回遊性向上を図ることで来訪者の満足度を高めす

施設の主な機能

○子ども達は「ワクワク」(遊興空間)

・施設の核は、子ども達が季節や天候を気にすることなく遊べる「室内の遊び場」を作ります

○子育て世代は「ホッ」(子育て支援機能・飲食)

・子育てしている若い世代の方が集い、交流できるとともに、育児相談や子育ての情報共有ができる空間を作ります

○世代間を超えて「ニコニコ」(物販)

・世代にとらわれず、町民のみなさんが日常的に使いたくなる品揃えのお店づくりを目指します

施設を整備する場所

地域振興のための拠点施設を整備する場所は「現在の開陽丸管理棟」付近とし、整備後は、老朽化した開陽丸管理棟の機能も兼ねることとします

基本計画の策定へ

今回策定した「基本構想」は、北の江の島構想の拠点のあり方について、「施設のコンセプト」「施設機能」「場所の検討」を明確にしたものです。

2022(令和4)年度は、これをもとに建物が制限を受ける様々な法律や敷地条件等設計のための条件を整理したうえで「必要とされる機能・設備」「施設運営手法」を検討し、「建物規模」や「予算」等を決めていく“基本計画”の策定に着手します。

国道改良の検討も同時に

近年、「道の駅めぐり」は旅の目的になるほどの人気があり、拠点施設を整備することで国道から「かもめ島」へ流れる車両の数は、これまでと比較にならない台数が想定されます。

国道を管理する機関でも、「国道とかもめ島の接点」改良は交通安全の面や地域振興にとって必要と考えてくださっており、拠点施設整備と並行して改良に向けた協議を進めます。

拠点施設の完成を目指して

施設の建設に向けては、建物の設計や整備資金に対する国や北海道の支援を受けるための手順を踏まなければなりません。現時点では2025(令和7)年度中の完成を目指し準備を進めています。

現「道の駅」は存続を目指す

町としては、新たな「道の駅」が整備された場合であっても、現「道の駅 江差」は、観光客などが江差の市街地に入るエントランスとしての役割を担っていく場所として存続できるよう国道を管理する機関と引き続き協議を進めていきます。

【お問い合わせ先】

〒043-8560 北海道檜山郡江差町字中歌町193-1
江差町役場 まちづくり推進課まちづくり推進係
TEL:0139-52-6712/FAX:0139-52-0234

 

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