江差は海岸線に沿う細長い平坦地と、そこから海岸段丘を1段上がって背後の山裾から海岸側に向かって緩やかに傾斜する丘陵性台地からなっており、細長い平坦地に軒を連ねる下町と、丘陵性台地に広がる上町とに大きく分けられる。モデル地区(いにしえ街道)は、18世紀に漁師、問屋、小売商などを中心に形成された下町部分に当たる。
モデル地区(いにしえ街道地区)は、津花町から姥神町を通り中歌町に至る旧国道沿いの部分で、時代の経過と共に町の中心が上町に移行し、上町の建造物等が現代的に刷新されていった中で、歴史的建造物が比較的多く残され、限られた空間の中で昔ながらの街並みを形成している地区である。地区内には、それぞれ国の重要文化財と道文化財に指定されている明治初期の典型的町屋である「中村家」や「横山家」を中心に、漆喰塗りの純和風商家、問屋建築や社寺建築,大正から昭和初期の北海道様式ともいえる下見板張りの和洋折衷建物等が並び、連続した中に変化に富んだ街並みを形成している。また、通りはところどころ緩やかに湾曲したりクランク状に屈折しているなど、道路形態にも独自な変化と特徴があり、街並みが進むにつれて場面が連続的に展開していく通りの構成となっている。
関川商店
タイラ時計店
北山土蔵
〒043-8560 北海道檜山郡江差町字中歌町193-1
江差町役場 建設水道課 都市計画係
TEL:0139-52-6714
FAX:0139-52-0234
![]() 2.モデル地区の事業の取り進め方について |
![]() 歴史を生かすまちづくり事業について |
![]() 4.街並み景観形成のための基本的ルール |
面積 | : 109.53km2 | (前月比) |
人口 |
: 6,460人 |
(-107人) |
男 |
: 3,101人 |
(-65人) |
女 |
: 3,359人 |
(-42人) |
世帯数 |
: 3,898世帯 |
(-64世帯) |
(令和7年3月末現在)