江差町全町とモデル地区の関係

江差町では、全町的な歴史を生かすまちづくり推進のための第１歩として、町内でも歴史的・文化的遺産が数多く残されているモデル地区（中歌町・姥神町一帯の旧国道沿い地区）の整備を進めようとしています。

 

モデル地区整備の基本的考え方

江差の歴史的・文化的特性を生かしながら、江差らしい個性的で魅力あるまちづくりを進めるために、まちづくりのための共通の基本的ルールづくりや各種の施設整備をおこなう。

 

モデル地区の整備基本方針

江差らしい街並み環境を個性的で快適なものにし、住民一人一人にとって親しみと愛着と誇りのあるものにする。

• 質的な生活環境の向上
  日常生活における安全性、保健性、利便性等の現代生活に必要不可欠な生活環境の向上
• 精神的な生活環境の向上
  長い歴史に育まれ、独自の地方文化を持った当地区で生活している誇りなどによる精神的なゆとりと豊かさの向上
• 経済的基盤としての生活環境の向上
  通りの歴史性を生かした産業の振興をめざす。
  単なる歴史的な界隈の演出ではなく、働く場として環境の整備をめざす。

 

モデル地区での具体的な事業

• 街並みの創出
  モデル地区内の建物を「まもり」、「そだて」、「つくる」を原則に景観基準等を決めながら歴史的街並みを再創出させる。
• 生活基盤施設の整備
  街路、道路、上下水道、公園・広場、ポケットパーク、崖地整備などの生活基盤施設の整備を行う。
• 歴史的街並み
  沿道沿いにいくつかの拠点を設定し、拠点施設の整備を行うとともに、魅力的施設の整備を行う。

 

江差町歴史を生かすまちづくり事業について

• 1.経過
• 2.モデル地区の事業の取り進め方について
• 3.モデル地区の街並み景観の形成
• 4.街並み景観形成のための基本的ルール
• 5.『ふるさと江差の街並み景観形成地区条例』の概要
  ・『歴史を生かす街並み景観形成地区』について
  ・『歴史を生かす街並み景観形成地区』の景観形成基準について
• 6.町景観条例以外の歴史的景観形成をより推進するためのルールについて